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むぎめっこ☆

タカラヅカへの、熱い思いを書いています

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月 エリザ千秋楽



エリザ 千秋楽見てきました

昨日の「鍼」が効いて 観劇終了後も
腰痛悪化はなくて 
良かった!

明日から仕事だから
タカラヅカ行って仕事ができない、
なんて 恥だもね

さて 5月の観劇いらい、
すっごく久しぶり!のタカラヅカ」だよ

TCAプレス7月号 やっと手にすることができたし。。
「逆裁2」チラシも手にいれてきたよ

 

さてまる1ヶ月ぶりの エリザ

立ち見も多く カメラも入って
千秋楽雰囲気は十分

1幕 少女のシシィ ああ~かわいいな
フランツのプロポーズも 胸にしみいる

今回 きりやんフランツが
良い感じ
シシィやトート  ゾフィに負けて無くて
しっかりシシィを包み込む感じ

それなのに ゾフィのたくらみに乗ってしまった
フランツが辛い

シシィもトートも 以前見た感じと印象があまり
変わっていなくて
それって最初から できあがっていた
ということなのかな?

千秋楽といえば
退団者のご挨拶

退団者 3名  で良かった・・・
(星や宙みたいに10名だなんて
  やりきれないよね)

良基天音    1996入団
榎 登也    2001
五十鈴ひかり  2003


最後はスタンディングで
盛大な拍手で 送られていた

それにしても
大劇場が狭く 小さく感じたのは
観客の多さのため?

私はA席27列80番台 だったので
すぐ後ろが立ち見の観客

ミーマイ以来かな、と思うほど
多かったな~

本当、
「ブタインフルエンザ」
と 瀬名さんは言った
けど 新型インフルエンザね。

が世間を脅かしていたとき
劇場の閉鎖がめっちゃ
心配だったんだよ~

空席も目立っていたしね
本当無事千秋楽を迎えられて
良かった~~~!

そして腰痛でも観劇できた、
整骨医院の先生、
ありがとう、です

 


後ろの入り口付近で
スタッフと男性が ゴソゴソ話しが聞こえて
思わず耳ダンボ

男性客が
「ばくは ここに来たのは 初めてだから~」
と なにか慣れない事で
スタッフに注意されていた模様

初めてきて、立ち見か・・・

そうだよね
タカラヅカって 映画と同じように考えては
つらいよな

案内人か 師匠がいないと
タカラヅカという夢の世界の
からくりは 一般人には謎ですよね
 

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月組エリザベートを観て

新年あけましておめでとうございます。

スカイ・ステージを見始めて一年が経過しましたが、やっとエリザベートという作品を観る機会に恵まれました。

この一年という期間は長く私の中で観る前から既に作品が完成してまして、恐らくこんな形で仕上がっているだろうと大団円までの流れが出来上がっていました。

観てみると予想を裏切る、はるかに素晴らしい出来で小池修一郎を理解できるようになりました。

朴念仁のような表情をしてますが、彼に賞賛を送りたいと思います。

彼は宝塚というものを理解し、演劇の素晴らしさというものをよく分かっている。

エリザベートという女役が主役になりそうな、
この作品がトートがしっかり主役になっています。

トートは死神という設定ですが、人間を愛して
しまったという付加価値をつけた死神をしっかりと表現できています。

トートのさりげない身振り手振りは、遠く闇の世界からいつもエリザベートを見守っている。
本当にさりげない動き演出ですが、人間とは違った特別な存在感を表現しきれている。

ここの演出が何よりも素晴らしい。

トートの側から愛を表現しすぎてしまうと、一人の人間となってしまって、人間社会の下卑た三角関係の物語りに降格してしまうところを、高貴な愛の形に仕上がっています。

この光り輝く愛の表現は、斉藤吉正では恐らく、
ストレート過ぎるし、木村信司は変化球もこなせますが、やはり、宝塚は男役が主役という信念のもと作り上げた修一郎はこの点において他演出家よりも郡を抜いているような気がします。

また、この作品のあくまで私が主題と考えている、エリザベートが殺害された動機という点ですが、アナーキストのルキーニの演出がまた、素晴らしいのです。

トートは闇の世界で待った。いつか自分の存在を
分かってくれるのを信じて待ち続けた。

シシィは最愛の息子ルドルフが切羽詰った状況の中で、自殺に至ったことで、シシィが自分のことしか考えてなかったことに気づいた。

その時になって初めて、闇の世界の住人である
トートがシシィをいつも見守り、理解者であることも気づいた。

シシィは孤独であったが、トートもまた孤独であった。
お互いにこの人なら、自分を理解してくれるだろうと考え始めるまでトートは、それまで待ち続けていた。

ルキーニはエリザベートを暗殺した。

動機は愛。

ルキーニの役どころも難しい。

天才修一郎は、ルキーニの力を借りて、
凡人には理解できない狂気の愛の形を表現しきっている。

ルキーニの演出に罪人者のような陰湿な部分など
どこにもない。しかもルキーニはこの愛の協奏曲を語るかのような堂々とした演出により、これは愛の為だったと観客に示すような演出で、私はこの、エリザベートという作品に対して並々ならぬ尊敬の念を持ってしまいました。

みなさんは、素晴らしい演出だと思いませんか?

冒頭で出演者全員が、うつろな表情で喪服のような礼装で
「誰も知らない、真実のエーリーザーベート」という合唱で、ルキーニが激しくコンダクトを振っているかのような演出。

これは、もうあきらかに狂気一歩手前の愛を示唆している
抽象的な表現だと思ってなりません。

演劇には、説明的な表現の一歩上をいく、抽象的な表現がありますが、この作品は明らかに後者の作品。

最後に、月組エリザベートに対してひとつの私からの意見があります。

それは、凪さんのエリザベート役です。

ルドルフの死後の悲しみの表情を表現しきれて
いたでしょうか?

月は古来、心変わりの象徴。

心情の変化というものが、今一歩だったと思います。

過去のエリザベート役ですが、個人的には、遠野あすかさんが好きですが、上品さ、大人の妖艶さが際立ってしまうと思いますので、花總まりさんのような素朴な無垢のような出演者で再度観たいと感じます。
  • 滝川 さん |
  • 2011/01/06 (19:33) |
  • Edit |
  • 返信

エリザベート

滝川さんの素晴らしい分析に、「なるほどー」とうなってしまいました。
私は感覚人間で、感じたことを上手く言葉にするのが苦手、すごく時間がかかります。
だからこそAPRIRIさんや滝川さんのように、細やかに表現している文章を読むと、自分の漠然とした感覚が言葉になって立ち上がってくるようで、とても嬉しく納得してしまうのです。

東宝版のエリザベートも観ましたが、こちらはエリザベートが主役。
ベースを崩さずにどちらもそれぞれの味で演出できるのは、
やはり小池修一郎さんは天才なのでしょうね。

凪七エリザについても同感。
あの悲しみの場面は一番残念な部分でした。
私は瀬奈さんのエリザが一番好きなのですが、
特にあの悲しみの表現は秀逸です。
少女時代の無垢な感じも抜群(かなりひいき目が入ってますか?)だと思っています。
2005年月組のエリザベート、もしご覧になっていなければ、ぜひ観て感想をお聞かせいただきたいな。。。なんて思います。
ちなみに、ルキーニの狂気の表現はキリヤンが好きなんだなぁ。

  • ウォーリー さん |
  • 2011/01/08 (00:09) |
  • Edit |
  • 返信

東宝版の

エリザではエリザが主役なんですね。

この作品は、エリザベート皇后が主役になるのが
本来の姿ですが、宝塚ではトートを主役にした
手腕が凄いですよね。

作品をアレンジするという簡単な言葉じゃなくて、宝塚ファンが望むものは?
宝塚の本質とは?というものを常に大事にして、
作品を作ってるのが感じられます。

思いを言葉にするという作業は、難しく感じられ
ますが、私の場合、言葉遊びをしている感覚で
案外、気楽に書いちゃってます。

無知なる所以かもしれませんが.....^^;

'05月組エリザベート拝見できる機会があれば
また感想などを書きたいと思います。

霧矢さんのルキーニはスピード感のある、切れの
いい演技をみせてくれそうですね。
  • 滝川 さん |
  • 2011/01/10 (01:21) |
  • Edit |
  • 返信
  

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プロフィール

HN:
APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


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