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夢の浮橋

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瀬名じゅん 「匂宮」とパンフレット

 久しぶりに、「夢の浮橋」をみた
スカイステージ放送でだけど
これも今公演中の宙組「美しき生涯」に通じるから?

この作品好きだった・・
2008年最後の宝塚大劇場の作品
そして大野作品初めての舞台観劇


舞台美術の美しさも
音楽の心に強い見るメロディーも
そして・・・
舞台の上に狂気の世界や
幽玄の世界を繰り広げる
もちろん宮廷の華やかさや
権力闘争故の緊張ある場面も
1時間半の中に

息が詰まるぐらいの、
静かな・・しかし内容は激しい
王朝絵巻だった

匂宮と薫
偉大な光源氏を祖父と父に持つ二人

幼い頃 匂宮は、この階段を上れなかった
上って行ったのは
光君(六条院)と罪の子と言われた薫だった


決して自分は帝になる事はない、と
自覚して 敢えてプレイボーイぶりを発揮して
真実の気持ちを隠してお気楽な次男坊を演じていた、匂宮

それが兄が失脚して
次期皇太子となり、立場が大きく変わって
また、薫の恋を知って・・

小宰相と 宇治のお社に行った匂宮が見た者
・・・操られ人形の光君だった!!

夢か幻覚か。。


浮舟が
自殺未遂をして 出家する時の
二人の歌が・・
何とも切なくて、
傷ついた心を抱きながらも
過去を断ち切ろうとする

歩み出す先は決して明るい未来ではなく
過去の罪の意識を背負って
この国の帝となるため階段を登って行くの


階段を登る

それが・・この芝居の初めと
終わりに、描かれる
その階段は 
どこに繋がる浮橋となっているのか


夢浮橋

匂宮
長き夢から覚めて 
現 戻らなければ
たとえ胸の傷が疼き
張り裂けようと
踵 返して
なおも傷つく
人がいるなら

文無き夢の中
明けぬ闇に惑い
ようやく触れた温もり
迷う間もなく掴んだ

それだけが救いだと
思い込み 縋りつき
それであの人も
救われるなどと
思い上がるまま
救いだけを
あの身体に負わせていた
私だけの罪さえも 諸共に

(匂宮)
これ以上は
(薫)
これ以上は
(匂宮)
縋れない
(薫)
縋れない
(匂宮)
この夢は 
(薫)
夢の中
(匂宮)
もう 終わる
(薫)
居られない
(匂宮)
現世に
(薫)
空蝉に

(二人)
戻らねば

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パンフレットの表紙が2009年から
トップスターに変わったのよね
最後となった「夢の浮橋」「アパッショナード」
お芝居の内容をイメージする
このようなデザインが好きだったけどな~
ええ、例え贔屓さんが写っていたとしても

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プロフィール

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APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


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