むぎめっこ☆
タカラヅカへの、熱い思いを書いています
ジャン・ルイ・ファージョン・・2
- 2012/09/08 (Sat) |
- 星組 |
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昨日に引き続き
「ジャン・ルイ・ファージョン」
だけど、すっごい勢いで記憶が抜け落ちているので
具体性は伴わず、印象のみ
しかもあやふや
このお芝居で一番気になるのは
裁判シーン
被告のジャンルイや
検察側、そして弁護士に裁判官
この当時は裁判もなしにいきなりギロチンの処刑にされることも
ままあることで
その中でジャンルイが裁判を受けられるのは幸いな方
テルミドール7日
8日と、日めくりしながら裁判の行方を追う
その裁判の出席者で、彼らが変わっていく
その中で、印象的だったのが、昨日書いた弁護士、美城れん
しかし、彼に相対するギョーム・ブルノー(汐月しゅう)は、ロベスピエールを信奉していて
終始一貫した態度でジャンルイを攻撃する
その激しさと鋭さは、裁判に緊張を与えて
彼を打ち負かすことはできないのじゃないか、
そして彼によって数えられないほどの被告が
ギロチンにおくられたのではないか、と思わせる
その表情が何とも厳しくって、このお芝居に緊張感を与えてくれているのよね
ああ・・ショーヴランの部下に彼がいたら、
あれほどまでにスカーレットピンパーネル団に
してやられることはなかっただろうになあ~と思いました(笑)
しかし、このお芝居が、裁判物とは思わなかったですよ
逆裁や復活とは違っていて被告人が主人公であることも新鮮だった
ジャンルイは、育ちが良くて大学もでていて
ゆへに革命について自分なりの期待も希望も持っている
だからそ、自分が行った行為に対して意見をはっきり申し立て
その意見をもって弁護士が弁護を行う
そんな彼らに対して罪を糾弾する、汐月君が”かっここわい” です
しかし彼の攻撃の矛先が鈍ったのは、ロベスピエールの失脚でもあったけど
あれほどジャンルイや弁護士さんが熱弁をふるったなら
死刑宣告なんて・・できないよ
でもってこの場面は、お芝居の心髄ですね
この方はルイ16世さん
フェルゼンさんやアントワネットさんも優雅にしっとりと
そして激しく演じていました
そんな優雅な方々の中央にいる
ルイ16世はおっとりと構えているようでしたが
フェルゼンやジャンルイに対して
嫉妬をしていて、結果ヴァレンヌで一家が捕まるという
原因を作った人
短い登場でもしっかり私達に印象つけていました
ルイ16世やアントワネット、フェルゼンの関係や
ジャンルイを始め、
ギョーム・ブリュノーやアントン・バレル
ロザリーなど・・
なぜ、彼らは行動をするのか、あるいはしないのか
そしてこのお芝居の副題でもある
「王妃の調香師」が作る香水
香りは・・目に見えないけど確かに存在し
人の心を心地良くもし、不快にもする
そんな香りのような人の心が、このお芝居に揺らいでいるように思えます
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