むぎめっこ☆
タカラヅカへの、熱い思いを書いています
ブラックジャック 許されざる者への挽歌 +追記
- 2013/02/17 (Sun) |
- 雪組 |
- CM(1) |
- Edit |
- ▲Top
15日に主人と観劇に行って来ました
道中、「ここへは一度来たことがある」
2008年雪組「カラマーゾフの兄弟」
2010年宙組「シャングリラ」
主人と来たのだけど、すっかり忘れている
「カラマーゾフ」は思い出しましたが
シャングリラはさっぱり、忘却の彼方です
今回主人は1列30番に座って
(私は21列)
このような席ゆへ忘れる事はないでしょう
BJを観劇した人達からはすっごく好評で
私も期待をもっていました
そして期待に違わず、観劇後はさわやかな気分でした
Bjとピノコ
ピノコの誕生がこのような背景があったとは
1幕終わりのピノコがトテトテ・・と歩いて
ポテっと倒れ、泣き叫ぶ
しかしBJは手を貸さず、自分で起きて歩く
自立・・を示唆するBJがかっこ良かったです
カイトとエリ
社会の底辺で身障者として生きてきたカイト
彼を立ち直る機会をあたえ、
期限無しの治療費を言い渡すBJの優しさ
カテリーナとバイロン侯爵
このカップルは、自分たちの問題を
BJの治療とアドバイスで
無事ハッピーエンド
しかし、ともみんの侯爵
ブロンドに豪華なガウン
召使いにお城ジェット機と富豪を
アピールしてくれて
しかも。。不老不死という300才の若者
耽美な世界に住む
彼の身体には青い血が流れていて・・
て、想像の向こう側のようなともみん侯爵でした
バイロン侯爵は熱い赤い血一杯
青春まっただ中
カテリーナと手に手を取って太陽に向かって駆け出しそうでした
このカップルの物語が
一連のBJの物語の中で異彩を放っていました
BJと山野
同じ大学の同級生
手術の腕はさっぱりでも検査に関しては
BJより上、と自負しています
何かにつけてお互い協力しているけど
打算ではなく友情があるのが分かります
BJとトラヴィス
最初は存在自体がうざかったであろうけど
1年近くも居れば、足下にまとわりつくワンコ状態
さて、この様な感じでBJの人間関係が
多様に盛り込まれているのだけど
BJの持ち味が、性格?テーマが一貫していて
見ていてBJに取り込まれています
脚本は正塚晴彦
とあって、彼の作品は
「マリポーサの花」とか
「初めて愛した」
「ラストプレイ」
これらと比べて、
何か作風が違う気がします
ヒロインがピノコだから?
かも・・・
さて、1列目で観劇した主人は
カテリーナさんの麗しさにやられてます
オープニングの男役のダンスに
男のダンス、と勘違いして
「あ、ここは宝塚」と思考の訂正が入ったそうです
BJのパンフを買って、家族で見ていて
うっとこの息子達も一様に
「男よりも男らしい」と言っておりました・・・
『ところで副題である
「許されざる者への挽歌」
とありますが、このお芝居で言う所の誰に
あたるのでしょうか』
これにたいして追記を書きました
ここからどうぞ
許されざる者の挽歌
とあって、挽歌とは、
「中国で葬送の時、柩を挽く者が歌った歌。転じて、悲しみを歌った詩、
歌、楽曲」とある
ある人から許されない者とは
生きて行く事、生まれてきてはいけないこと
など神から存在を許されない者だろう・・と
教えてもらい、な~んだ
私、BJ達に敵対する悪の組織をさしているのか?
ではそれは日本の医師会とか
大統領暗殺組織団とか
そっち方面を考えていたよ
では、考えを改めて
このお話を思い返してみて・・
このブラックジャックの登場人物では
ブラックジャックも、本来なら少年時に死んでいただろう
でも生かされた
ピノコもブラックジャックに寄って生を得た
カイトから死んだ方がマシとまで言われていたのに
そういったカイトも
交通事故にあっても病院にも連れて行って貰えない
親からほとんど遺棄されたような存在だったかも
当然バイロン侯爵も人に知られると、迫害を受ける
そんな特異な存在
こういった人達の物語
では・・どうして挽歌、なんだろう
お話では、カイトは生きる望みを持ち
BJはピノコと共に生きていくであろうし
バイロン侯爵はハッピーエンド
ですからこのお話は生命賛歌
生きる事への応援歌なんだろうと思う
すっごく逆説的な副題だな~って思います
とあって、挽歌とは、
「中国で葬送の時、柩を挽く者が歌った歌。転じて、悲しみを歌った詩、
歌、楽曲」とある
ある人から許されない者とは
生きて行く事、生まれてきてはいけないこと
など神から存在を許されない者だろう・・と
教えてもらい、な~んだ
私、BJ達に敵対する悪の組織をさしているのか?
ではそれは日本の医師会とか
大統領暗殺組織団とか
そっち方面を考えていたよ
では、考えを改めて
このお話を思い返してみて・・
このブラックジャックの登場人物では
ブラックジャックも、本来なら少年時に死んでいただろう
でも生かされた
ピノコもブラックジャックに寄って生を得た
カイトから死んだ方がマシとまで言われていたのに
そういったカイトも
交通事故にあっても病院にも連れて行って貰えない
親からほとんど遺棄されたような存在だったかも
当然バイロン侯爵も人に知られると、迫害を受ける
そんな特異な存在
こういった人達の物語
では・・どうして挽歌、なんだろう
お話では、カイトは生きる望みを持ち
BJはピノコと共に生きていくであろうし
バイロン侯爵はハッピーエンド
ですからこのお話は生命賛歌
生きる事への応援歌なんだろうと思う
すっごく逆説的な副題だな~って思います
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プロフィール
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APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
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COMMENT
ピノコに・・・
高額な報酬を要求したり正規の医師免許を取得させようとする医者たち、BJの腕を見込んで頼みの来る伯爵と恋人、同級生の優しさ、護衛の刑事の人柄、運転手のボケたセリフ、最後はピノコの成長を見守るBJ先生に感動しました。
手塚作品で花組での大劇場公演で私は劇場デビューしてますのでこの公演は感慨深いものがありました。当時マンガを宝塚でしかも手塚作品をどうするのか興味深々でしたがまたこうして観劇してみていつの時代にも人のぬくもりが大切だと感じます。