むぎめっこ☆
タカラヅカへの、熱い思いを書いています
殉情
宝塚 バウ開場30周年記念
バウ・ワークショップ 宙組「殉情」
見てきました。
今回で 5組目
今年初めに 初めてバウ・ホールに行って
宝塚5組すべて見たことになったんだ
ホフマン物語
蒼い口づけ
アンナ・カレーニナ
凍てついた明日
殉情
この中で 唯一日本もの
谷崎潤一郎原作 「春琴抄」
原作はいいと思うけど・・・
脚本家がね~~
やはりでました、うわさに聞いていた、
石田ワールド
スッシーさん なんで白塗り?
なんでそこまでするん?
てな正視に耐えない場面も
でも ストーリーは谷崎文学だし ジェンヌさんたちは
なにはともあれ 熱演してますので
感動もいっぱいありました
そう 主演の「早霧せいな」が
なんとなく気になって 見たい! と思っていたのよね
期待以上に 素敵でしたね。
以前の「THE SECOND LIFE」
ホテルオーナーの娘に ひたすら 無償の愛を捧げていたけど
今回も同様な役回り
勝ち気な女性に振り回されっぱなし
なんだけど
前回はふられても 邪険にされても めげない
陽気なイタリア男
今回の「殉情」は
ご主人様と召使い
支配し、支配されているけど
その二人はお互いに依存しあっている
その関係の愛を「殉情」と 表現している、
と説明されてるけど
まあ こうゆう こともあり と・・・
さらっとながします
早霧せいな
どちらの 役の よく似合ってました
そうそう 最後のご挨拶で
「雨に唄えば」出演チームのジェンヌさんたちが
大勢観劇にきてくれました~~」
と ご挨拶があった
そういえば 始まる時 みんな 後ろを振り返っていたなあ
でも 全然 わかんなかった。
今日は 「への34番」
前列から 6列目 端から2つめでした
お隣はおじさん
この列は男性が多くて 若いお兄さんや
定年後のおじさんまで
男性ファン もっと増えるといいな
私も主人をせっせと 誘うのだけど・・・
(食事付き観劇券とかで)
バレンタインスペシャル以降 行ってくれないの
しょぼん・・・です
スカーレットピンパーネル
とりはだが たつぐらい 感動した~~
そして思わず泣けた。。。
ユーモラスな安蘭に笑った
スカーレットピンパーネルって
喜怒哀楽のある
なんて楽しいミュージカル
安蘭けい すてきでした
でも柚希礼音も・・・いい悪役でした
悪役なんだけど・・憎めない
人間関係 愛憎をしっかり描いていて
終わった後も なにか せつないです
かなり高得点ですよ これ!
そういえば 去年の今頃
宝塚に 足を踏み入れていたなあ~
雪組「エリザベート」に感動して
CDや 立ち見や なんやかやと騒いでいたっけ・・
なんて 1年は早いんだ
そして今年は 星組 「スカピン」
ブロードウェイ ミュージカルの宝塚仕様
元をしらないけど
「宝塚でよかった」
宝塚で舞台をみれる、ってなんてラッキーなんだ
と 思う私は しっかりズカファン
今回の座席は
「1階19列 47番」
S席後方だけど、 ド!真ん中センターです
お隣は空席
おけぴサイトでチケットが2枚売りにでていたけど
私が1枚購入
後は売れなかったんだね・・・
嵐が丘
和央ようか主演 「嵐が丘」
でも 安蘭けいが出てるの
キャシーのご主人役 エドガー・リントン
ヒースクリフの恋敵
安蘭けいが 出演している作品をチェックしていないので、
ひとつひとつ 「あ!! 出てる」と喜んでいる
今回は3作連続だなあ
うれしいよ~
でこの「嵐が丘」
・・・・・ 和央ようか 迫力ありました
おわり
嵐が丘 の 本は読んでいません
お姉さんシャーロットの「ジェーン・エア」は
かなり熱心に読んだのだけどね
高校生の頃 NHKで見たのだけど
キャサリンが死んで ヒースクリフが
彼女を抱き慟哭している場面で、終わっていたな
あれは映画だったんだろうか、それともドラマだったのか
今ではさっぱり 分からないや
とにかく荒野に向かって 恋人を抱く
そのシーンだけ 記憶に残っていた
まだ続きがあったんだ
妄執に取り付かれたヒースクリフの生涯だけど
う~ん 本を読んでみようかな・・
凍てついた明日
「俺たちに明日はない」
宝塚版 「凍てついた明日 ~ボニーとクライドの邂逅」
脚本は 荻田浩一
暗い・重い 救いがない
でも 心にしみる
最後は 映画で見た
ハチの巣になる 二人のシーンが目に浮かぶ
それまでに至る 二人の過程
家族の願い
友人の思い
仲間の気持ち
恋人の思いやり
そして 残酷な時代
劇場を出たときは 足取り重く
気持ちは沈む
しかし!!
家に帰って DVDの録画
1998年上演
「凍てついた明日~ボニーとクライド」を見る
はは・・こりてないよ、私
そして 再びショックを受ける
全然別物だ
言っていいですか
本公演と 新人公演の差 ぐらいあります
今回の主役クライドの鳳希かなめ は すごいハンサムさん
チンピラ風というか ホストくずれというか・・・
彼と比べると 10年前のクライド 香寿たつきは
チンピラというよりやくざ、か
クライドのイメージは 鳳希かなめなんだけど
脇役がさっぱり・・・
かなめ一人浮いているように思える
そしてなにより 前作ではクライドの子分ジェレミーが
安蘭けい!! だよ~~~
ボニー (月影瞳)とクライドだけじゃなく
みんなが主役、として 成り立っている
そして この時のキャストは
なんて 歌うまさんが 多いんだ
クライマックス もう 涙ぽろぽろ・・・
「ブルース・レクイエム」
クライマックスにふさわしい この劇のかなめとなる歌
安蘭が・・ 美保圭子が 矢代 鴻が
十分な実力を持ったキャスト達が 哀切深く 歌う
バウでは泣くこと無かったのに
安蘭けいの涙に誘われて・・・
また 泣きました
さて今回の座席は
「への9番」
前列から6番目そして このへ列から段差がついて
見やすくなっていた
宙組 ファントム
2004年 宙組 「ファントム」
去年、スカイステージを視聴し始めた頃に
花組の「ファントム」を
見て感動した事がある
この花組の「ファントム」は
宝塚スキーのきっかけになった、「彩吹真央」が出演していて、
また主役の「春野寿美礼」が ベルベットヴォイスと いわれるほど
素敵な歌声を聞かせてくれた
その「ファントム」の初演 宙組
花よりも 宙組がいいと 以前職場にいた ヅカファンから聞いていたが
そのころ 宙組が未知の存在だったのと、すでに退団した人だったので
良いも悪いも 私にとって ファントムは 花組だったのだ。
花組ファントムを見て 「むぎめ!!」の感想を書いたのだけど、
それには
「宙組の ファントムも見てみたい気がする
四季のオペラ座の怪人は 主演が代わっても
同じ劇に仕上がっているが、
宝塚は 組が変わると 別な劇になってしまいそうな気がするから」
確かに 別物だった!!
春野寿美礼は とうとうと自分の境遇をなげき、歌う
そして 哀しみを笑顔でつつむという表現したが、
それは・・
彼女の5年という トップスターとしての円熟した演技
返って ファントムの孤独 というキャラクターにそぐわない気がした
和央ファントムは そう・・はかないファントムだった
かれの はかなさが、孤独が そして 歪んだ独占欲が
直情的にあらわれて
すべてこの舞台に染み渡っていた
だから 安蘭けいが特出して シャンドン伯爵であったとしても
視点が動くこともなく ファントムに釘付けになっていた。
春野ファントムは 彼のキャリアで 舞台を支配していたが、
和央ファントムは 彼の個性で舞台を動かしていた、というべきか?
うまく~~解説できない
とにかく別物だった。 と言いたいのだ。
何だか不思議だ。
劇団四季は 舞台俳優を 当日まで公表しない
3度 オペラ座を見ても 結局今も名前を覚えていない
舞台は 全て同じ まるでDVDを再生しているように思える
これはこれで、凄い事だと思う
クオリティー高く 毎回提供できる 劇団四季の層の厚さだろうな
宝塚は 劇団四季の対極にあるように思う
スターの個性ありき それに合わせる舞台
「ボクの 叫びをきいてくれ」
と 始まる 和央ファントムは 大人になりきれず
愛を請いながら
彼の望んだとおり パパキャリエールに殺され、
クリスチーヌの腕の中で死んでいくのだけど
あ~~!! もう
ドトーの涙! 泣けるよ~
もう舞台で見たい 生舞台が見たいよう!!
再演じゃだめだわ。
本当に 全く別の お芝居だった。
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