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むぎめっこ☆

タカラヅカへの、熱い思いを書いています

カテゴリー「雪組」の記事一覧

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雪組 ロジェ  ・・・4




さて、「ロジェ」に出てくる キャスト語り

今回すっごく私好みだったのは 
狂気を潜ませる殺し屋クラウス

このお芝居の中で 一番異彩を放っている


水さんはじめ 出てくるみんなが いい人で
正義の水さんをトップにそのグループと
対向する悪のグループがどうも・・あやふやなのね

武器密輸のゲルハルト(奏乃 はると)は、良いパパとして死んじゃったし
水さんの復讐の相手シュミット(緒月 遠麻)は、名前だけ連呼されて
舞台に出るのは後半も最後の方
しかも・・ブエノスアイレスでは赤(?)ひげ先生として慕われていて
水さんと対決しても・・後悔と慚愧の固まりの人だったし・・
このような状況では
振り上げたげんこつ、いやピストルね、引き金を聞くことはできなかった


そんな中で、クラウスは ファシズムの支持者の雇われ殺し屋
舞台に出た瞬間から、あ、こいつが悪だ!!
てなオーラ振りまく
818e2bc2.jpg彼の相手は・・











いいですね~
私の思う タカラヅカの殺し屋のイメージ、
まんま
とても美味しく拝見しました

宙組にいたとき(男子役)と比べ 本当に男役って感じで
凰希かなめの 後を引き継ぐ立場として急激に成長しているように思ったです



そのクラウスのターゲットとなった方は、 
souno.jpg ゲルハルトこと奏乃 はると                











この二人、お芝居の前半を魅せてくれました


後半ロジェとの対決が、もっとクールに決めてくれたなら、と・・
少し残念に思うファンなのだ





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・・・おまけ

雪組 ロジェ  ・・・3

ロジェ

このお話の 人物相関図

この中で一番ロジェに関わりがあるのは
育ての親のマヤさん
彼はロジェの復讐の一番の理解者であるし、
協力者でもあるから 心臓発作で倒れたとなると
すごく、動揺する


では、2番手のキムや トップ娘役ミナコはどうかな

二人とも捜査協力、という仕事の上での関係
ミナコはロジェに片恋だけど・・
水さんロジェは 生い立ちを話したとしても
恋愛感情は無いようだし

キムは・・生い立ちさへ話してくれない
自分の心の領域には立ち入らせてもらえない・・
二人は 中途半端な位置だねえ

まだ、初っぱな水さんが怒りを向ける
官僚主義カーミラ検事さんが 印象に残る

だからかな・・
その後の
ロジェの人間関係が すごく希薄に思えるの
なんだか 一人ぽっち(マヤさんと二人ぽっち)
の戦いとも思える
そんな 二人が心配で(お人好しの)キムとミナコが援護する
いうなれば
水さんの思いが突き抜けていて
その他の人物が水ハリケーンの周りをグルグル回っているような
そんなイメージのお芝居だった、

だけど、水さんの性格は、大らかで明るい
復讐、というとダークなイメージなのに
正当な手段で断罪する、
つまり、悪い奴らを国家権力で正当にやっつける

そういう真っ直ぐさが、水さんことロジェの性格がリンクしてる
~そう思うから
このお芝居は 水さんのお芝居なんだな、と感じた


マサツカお芝居で
卒業するトップさん

ヅカファンになっって、3人目
大和悠河さんと瀬名じゅんさんと水さん

正直 大和さんのお芝居は見事に滑った、と思っている

今回もその感覚に似ているけど、
かろうじてインターポールの刑事役が
水さんのキャラに当てはめた役柄ゆえに
成り立っている、と思うので、

見ていて、助かったと思うのだよ
ウォーリー君
な~~~~んちゃって!!

コメントありがとうございます

19日の観劇、私の戯言(?)に
惑わされずに
お楽しみになさってください!!

私はそれまでに もう1度観劇したいと思っています
今はこのように感じているけど
お芝居も変化して、私の見る思いが変わっていくかも

これがお芝居の醍醐味でもあるんだものね!



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雪組 ロジェ  ・・・2

さて、「ロジェ」

ただ単に 個人名のみ 
形容詞も何もなく・・「ロジェ」とのみ

先の「マリポーサの花」とか
象徴的な 題名じゃないんだ。。と

だれにも心を許さない 孤独な主人公のお話かな?って
観劇前には想像していました


で、観劇後・・マリポサのように
ちっとも恋愛の雰囲気がないし、
命のやりとりするような 友情物では無かったし
かといってロジェの伝記でもないよ

どのようなテーマなんだろう?
インターポールの捕り物
ロジェの復讐物語
それらは お話の一部で
これだけでは消化不良なお話だった


ひろく考えるとこのお話って
家族愛がテーマなんだなと

子供の頃に 家族を殺されて
一人ぽっちになってしまった ロジェ
失った家族の為に 復讐をちかう

そしてロジェ達が捜査の対象のゲルハルト一家
彼も悪の組織に荷担していても
家族を守るため戦う

そんな2つの家族のお話が
メインだと、後でしみじみ思っちゃう

だから・・ロジェは何十年も復讐の為に生きてきても
その執念を・・最後昇華できなかった

その出来なかったのは ロジェが失った家族の代償となる家庭
マヤさんがいたから
ちゃんとロジェを愛してくれて
正しい人間に育ててくれているんじゃない

と・・シミジミ~清く正しいタカラヅカのお話だなと思いました


ちょっと
物足りなかった、と思ったけどね


妄執とも執念とも言える復讐から抜け出して 
次の人生に歩み出す
ミズサンの退団公演にふさわしい
お芝居でした






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雪組 ロジェ  ・・・1

何かがおかしい
違和感を持ちつつ

そして。。 その原因が
水さんの横にゆみこさんがいない

この事実が・・すごく寂しかった

ソルフェリーノの夜明け
情熱のバルセロナ
ロシアンブルー
カラマーゾフの兄弟
ZORRO 仮面のメサイヤ
マリポーサの花
君を愛してる
エリザベート

こうして書き上げてみて
8作品・・・

見ていないのは全ツの
「外伝 ベルバラ」のみ

タカラヅカに捕らわれた一因は
雪組 エリザベート

この公演が、
ゆみこさんの組替えとか
お披露目公演とか、
そういった事は何も知らなくて

その時は
水さんがいて
彩吹真央さんがいて
白羽ゆりさんが
そして 音月桂さんが・・
それが全てだった

白羽さんが退団しても
やはりタカラヅカは 男社会ゆえ
揺らぎはしなかったけど・・

私的に黄金のトライアングルとも言える
三人の内、彩吹さんがいないと
お芝居のバランスがくずれてしまったと
そのような感傷に浸ってしまった

8作品・・
約4年 この作品数が多いのか、少ないのか
分からないけど・・一足先に退団してしてしまった
ゆみこさん

タカラヅカにはもういない、という
事実を教えてくれた
「ロジェ」だった



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タカラヅカ徒然話し

  「ソルフェリーノの夜明け」
本当に 感想はそれぞれで、 受け止め方はいろいろ
しかも 2度目は 初見と変わって
受け止め方が変わっちゃいました


「ソルフェリーノの夜明け」脚本家 植田センセ
感動の盛り上げ方は やはりベテランですよね
私が タカラヅカ初心者でしたら、単純に感動したかな~

しかし タカラヅカにドップリはまってしまった今では
蘊蓄が多くなって 返って先入観から 
観劇を止めようと思うことも

だけど、1度は観劇しよう!
(結局 タカラヅカファン)

結果 2度目を見て思ったことは
「水戸黄門」タイプのお話、かな

・虐げられたかわいそうな人たち
犠牲者ルオニード・ベネディクト(汝鳥伶)
戦場の負傷者 ベルガーとかポポリーノさん達

・権力者 悪徳代官
マンフレッド・ファンティ アンドレ・ポルリノさん達

・水戸黄門
アンリー・ジュナン

・水戸黄門ご一行
ジャン・エクトール 
ルニオール・ハーベルマン アンリエット

・葵の印籠
白地に赤の十字 赤十字の旗

うん、こうして並べると 

『人生楽ありゃ苦もあるさ~
涙の後には虹も出る
歩いて行くんだ マントバまで~
自分の道を踏みしめて』


ユミコさんが
歌ってくれたら。。
一緒についていっちゃうかも




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プロフィール

HN:
APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


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