これからの観劇予定と雑感

チケットの申し込みで
ここんところ、カレンダーとにらめっこが続いた

星組の全ツ梅芸公演と
ドラマシティの公演

一般販売ではチケット購入が難しいと思って
友会先行抽選にすべてをかけた

その結果が
全ツ　当選
ドラマシティ　全滅

やはり、すべてを望むことはできないんだ
でも、どちらかと言うと
紅君主演の方を見たかったな～
いや、単にストーリー的に
「キャッチミーイフユーキャン」を
宝塚で見たいということで

と、言いつつ
梅芸公演について
ログインして座席確認して、目が点

え、と・・
これって、マジですか？
なんと１列目、ですか

私さっきの「十二夜」で、めっさ苦情書いていたんですよ
でも、顔がにま～と緩んじゃった
１階S席　なんてラッキー

宙組SSも外れ、全然チケット運なかった私だけど
偶然なラッキーに、今年の運を使ってしまった様な
むなしさもあったりして

いやいや、もっと前向きに考えよう
申し込むことに意義がある
ということで、せっせと申し込み

今は宙組タカラヅカの２次先行抽選の結果待ち
楽しみにしている
星組の王家の詩は録画でみただけなので
舞台での観劇を期待してしまう



今月後半からGW、
２９日にマイ初日「１７８９」の観劇だけで
GWは仕事で埋まるけど
５月のメインは
１０日　神戸祭りに参加する、チームの応援
１１日　「アルカポネ」観劇
という、異色の組み合わせ
思い出につながるイベントになるかしら



先日観劇した、十二夜で
もうちょっと語りたい、ので分けて書きます

よければ、どうぞ

改めて「十二夜」
物語の最後、兄のセバスチャンと妹のバァイオラが巡り会って
三角関係も修復して２組のカップル誕生
このままハッピーエンドとなるかと思った時
マルヴォーリオが怒りながら登場し、
そして退場していった
言った言葉が「復習してやる」だった？

私は、この一場面がなぜか気に障っていた
何かすっきりしない
すべて丸く収まったのではないか？と

実際、映画の「十二夜」では
楽しく２組のカップルが結婚披露宴で踊っており
その後に、マルヴォーリオとアントーニオが立ち去っていた
そして一番最後がフェステが歌いながら出ていった

今回の舞台（原作）ではシザーリオがヴァイオラに戻るための
衣装を船長が預かっている
女性の衣装を着けて、私は女性に戻り愛を受け入れる
というシザーリオ
その船長は、マルヴォーリオが告訴して捕まえている
マルヴォーリオは、オリビアの身内から侮辱され、怒っている
オーシーノ公爵は、彼の機嫌をとってやれと、言って・・

舞台は終わっている
だから単純に、私は映画のエンディングがよみがえり
ハッピーエンドと思っていた

しかし・・
果たしてあそこまでされた、マルヴォーリオの気持ちが翻るのかな？
マルヴォーリオの気持ち一つで、ヴァイオラに戻れず
カップルになれないし・・

また同性愛ぐらいの愛情をセバスチャンに持っているアントーニオが
すんなり引き下がるんもんかな

そう考えると、これって単純に喜劇、ラブコメではないんじゃないの？
時間で言うとわずか５分ぐらいの間に
すべての話のどんでん返しが隠されているようで

なんか、映画はオーシーノ公爵やオリビア伯爵家が、
どれだけマルヴォーリオとアントーニオを懐柔したのか
描いていないけど、ずいぶん苦労しただろうなあと想像する
一番に出て行ったマルヴォーリオは、やはり金かな
で、彼よりもアントーニオはこじれたのかな、２番目
気ままなフェステが３番目
でも歌う歌詞は・・

「おいらが小さな子供のときは、風吹き、雨降り、ざんざ降り。
馬鹿げたことも大目に見られ、毎日、毎日、雨ばかり」

日本語訳聞けば、祝福のうたじゃないではないか！

３大悲劇を書いただけあって
シェイクスピアは、喜劇にしても毒が効いてるなあ