太王四神記 マイ楽

明日の千秋楽を前に
ダブル観劇をしてまで見納めしてきました




午前11時の部
前回の観劇　7月5日以来だったんだ

そのOMCカード貸し切り公演
お楽しみ抽選会
先の「ミーマイ」でかなり凹んだけど
今回は・・
1等SS席ペアご招待
1階・・うんうん
23列・・おお！！　私もだ！
この展開って

やはり・・
外れかよ

は～～やはりね、世間はそう甘くない
そばのおばさまも言っているではないか
「ぜ～～んぜん、当たりませんわよ」
って、ね

太王四神記２
今回で3回目だったけど
すげ～～感動
何に？って

それは　あの「ヨン・ホゲ」様にだよ

今までは　タムドンや　大長老様に視線が行って
その脇でちょろちょろしているチュムチことベニーに
癒されていたのだけど

どうしたんだろう・・・

なにかヨン・ホゲが気になって仕方ない

だからフィナーレになって
もう一度見たい！と気もソワソワ

チケット売り場に駆けつけたら
立ち見券しかない

3時間近く立つ元気ないよ～
あきらめて帰ろうとしたとき　

門前にたくさんの人が立っている
「さばき」だ～～

ということでチケット手に持って
15時の部を見るべく
るんるんで再び引き返した

座席は　それなりに良かったけど
涙が出そう
前に座っている男性
「すみません～　その頭、外してくれません？」
って、言いたいよ～～

舞台左側が、かなり見切れてしまった座席だったけど
仕方ないよね・・・

さて　ダブル観劇をさせてしまった
「ヨンホゲ」様の魅力

「忘れ雪」の
そして公演初日近い「ヨンホゲ」を見て
凰稀 かなめのイメージが　違う

舞台は変化する、と言っていたけど
ここまで　変わるとは、


カナメが主人公になって
「ヨンホゲ」サイドで
脳内変換されてしまった
太王四神記



タムドクと同じチュシンの星の元にに生まれたため
周りから次代の王と期待され
持ち上げられながらも
高句麗の将軍として責務を全うしてきたホゲ

なにより　母からの刷り込みは大きく
それでも　タムドクとは友情を育んできた
なのに・・
母親の敵となったタムドク
恋のライバルとなり
そして
高句麗王の座をかけて神器集めにも
負けてしまった

何もかもが裏目に出て、
周りの人たちも
大長老の魔術さへ信用できなくなり
忠実な臣下の言葉にも耳を貸さなくなった
ヨンホゲ
落ちるところまで落ちてしまう
そんな投げやりな姿が
悲しい・・

それほど　ヨンホゲの
苦悩がびしびしと胸を打つ


舞台って恐ろしいよな
ほぼ毎日1ヶ月間　
舞台人をしていると

まさに初日から進化してるよな

というか　初日までに仕上げていない、
という逆説もあり、なんだろうけど

バウ公演の「ボニーとクライド」や
「忘れ雪」を見て
まだまだ役者として
進化の最中なんだな、って思った


そんな訳で
大ファンだった安蘭けい、
遠野あすか二人をはじめ
ごっそり退団してしまった組だけど

凰稀 かなめを迎入れての
新生星組　やはり変わらず　
今まで通り大好きだわ～