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むぎめっこ☆

タカラヅカへの、熱い思いを書いています

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映画 自動発券機って。。。

お知らせ!!
西宮ガーデンズのTOHOシネマズ
チケット売り場が撤廃されていて、機械が数台並んでいるのよ
あのATM見たいな・・『自動発券機』

スタッフの手を借りずに自分でチケットを発行せよ!
てなことで・・
見たい映画に、自分で座席選んで、料金決定して
凄く手間取りました
スタッフサンとやり取りする方が、時間短縮だよ
慣れないのもあるけど
なんだか「今から映画みるんだ・・」ていう期待感削がれまくり

なんでも人件費削減すりゃ、いいっていうもんじゃないよね
なんだかねTOHOシネマズにはいると
ATM(じゃないけど)がずらっと並んでいて、
一見変な風景でしたよ



bbc.jpg






1983年 BBC放送テレビドラマ
ズィーラ・クラーク(ジェーン)と
ティモシーダルトン(ロチェスター)主演です

NHKで放映したんですが、
今では再放送は無理でしょうな~

でも、もう一度見たい
ビデオに録るとか、そんな思い当時まったくなかったんだよ


改めて昨日の映画の話の続きです
え、終わりじゃなかったの?って思われるんですが
ある人から、
「あのラストは十分感動的だよ」とのご意見が・・

物語の視点をどこにおくか、で感想も変わってくるから
人それぞれ、感想が違うのは当然

本を読んでから映画を見るのと
映画を見てから本を読むのと
どちらがいいかな~って考えて
今回は映画が先、の方がよかったかも
と、思いました


ただ私が、繰り返し本を読んでいたため
この様に言いたくなるわけで

良かったら続きから、どうぞ
 

最近見た映画2本を振り返って・・

「第9軍団のワシ」は映画から原作を読んで
シリーズまで手を出した


「ジェーン・エア」は、中学生の頃から
本に親しんだ後に映画をみた


それで2つの映画の共通点は
ラストを原作と変えていたこと

もっとも映画の「ワシ」はストーリーの主題が変化していて
冒険を始めるきっかけはマーカスの個人的な問題だったけど
旅そのものは「エスカ」と「マーカス」の2人の物語だった
だから、ラストで2人が取り戻した「ワシ」を
元老院の元に届けた時、まわりは驚き
口々に「素晴らしい、これは褒賞ものだ!」という声を後に
2人肩を並べて立ち去る
これからは、2人の物語という期待が込められて
終わったのだけど・・


原作はあくまでもマーカスが主体
故に彼は、後にローマから褒賞として土地を手にいれ
ブリタニアに住み、彼の一族の物語が紡ぎ出される

それぐらい、映画と原作は色合いが変わっていたけど
その根底になる人間関係や思いは変わらないため
映画も面白く、本は本でまた面白い



これと比較しても仕方ないけど・・
「ジェーン・エア」は
本の中のいくつかのエピソードはカットされても
それは当然で
主人公達の生き方や、個性を示す場面を押さえたら
十分なんだろうけど・・


だけれども、今回のラストのエピソードの割愛は
愛読者として許せるののではない

「セント・ジョンのプロポーズを振り切って
ロチェスターの元に戻るジェーン・エア
しかし戻ったムーアハウスは無残にも焼け落ちていた
(うんうん・・それで)
そして彼はその火事で、失明し、片腕まで失っていた
(という下りであらら・・?)

彼はしっかり健常者しゃない
2人再会の感激の元、抱きあって
終わり!?

終わりですか!?」
ってびっくりしましたですよ


では、ジェーンはなぜ、ロチェスターの妻が居ると分かった時点で
彼の元を逃げ出したの?
妻が死んで、くっつくのだったら、そのまま彼の元に居て
妻が死ぬのを待てばいいじゃない

宗教がかなり生活の規律をを縛っていた時代ゆえ
結婚の誓いを欺瞞で済ませようとした彼を許せないとするのも分かるけど

ジェーンの心の中には、ロチェスターの妻となるには
自分に欠けた部分があるから・・
それは
問題なく結婚しても、彼の愛と財産に十分報いるには、
自分の愛だけでは不安だったのだ

だから彼からのプレゼントは一切持たず身一つで
ムーアハウスを抜け出し、荒野でさまよう事となって
セント・ジョンに救いだされるハメになるんだ

セント・ジョンに出会ってから
ジェーンは天涯孤独と思っていたのに家族ができ
そしてかなりの遺産を手に入れることができた

ジェーンは、ムーアハウスをでることで
学校の教師として社会的自立を
セントジョン達との出会いで精神的自立を
得ることができたのに

ましてセントジョンからはプロポーズまで貰っている
まあ・・彼の目的が男女の愛情で無いのは2人とも明白だったので
それでもジェーンにとってはその事実だけでも自信の一つになるだろう
(後日、ロチェスターに話しているし)

返ってロチェスターは以前の自分と違い、
失明ゆえ人の手を借りなければ何もできない
そんな2人の立場が逆転したゆえで・・
ジェーンとロチェスターの再開と再度のプロポーズを
BBC放送のテレビドラマはきちんと描いていたのだが・・

荒野に出てからのジェーンの変化を表すことのない
このエンディングに、大いに不満を持った私を分かってくれるだろうか


その後のセント・ジョンは、1人でインドへ布教の旅にでて
ジェーンに手紙を書いている
そのセント・ジョンの手紙を、この長い物語の締めくくりにしていて
読後を感動豊に高めているのだけど・・

この映画はセントジョンをぽっち1人ムーアに置き去りにさたままだよ
彼の崇高な魂はどうなるのか!!

物語の最後を変えるなら「ワシ」の様に
ストーリーの脚色を変えるぐらいにしておけば
こういう「ジェーン・エア」も新しいなと
観客にアピールできるのだけど
延々原作をなぞってきていて
最後がこれだと・・は

私がこの映画の評価が低いのは、こうした思いのため
思わず主人に熱弁ふるっちゃいましたよ
言いたいこと言えばすっきりしました!!

BBCの「ジェーン・エア」は、DVDであるそうです

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APRIRI
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女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


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