忍者ブログ

むぎめっこ☆

タカラヅカへの、熱い思いを書いています

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

127時間



「ブラックスワン」を見に行ったとき
次回予告して、気になった作品

カウンターでゲキシネの終了時間を聞いたとき
お姉さんが 申し訳なさそうに
「この作品はとても長くて・・
途中休憩が入り、16時半頃終わります」

すかさずにっこり、
「では127時間 一人お願いします」


はい、待ち時間10分足らずですぐ
この映画が見えました
もちろん1000円で、おまけにプレミアシートです

見る前は 時間が重ならず
よかた~とか思っていたけど

薔薇とサムライが終わったときは
大丈夫か、私?
プレミアムシートゆえ、寝てしまわない?と心配した

しかし、アカデミー賞6部門ノミネートした、という作品
決して寝たりしない、緊張感のある映画だった


これは、ゲキシネとはまた違う意味でお勧めの作品

生きる、というこの一言で
90分がある

自分一人で、なんでもできてしまう登山家
行き先を告げずでかけ、
ユタ州のブルージョン・キャニオンでロッククライミングをしていた
アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)を
落石事故が襲う。右腕を断崖に挟まれ、身動きが取れなくなってしまった
アーロンはたった1人、助けを呼ぶこともできないまま5日間を過ごす

5日間という時間を、どのように私達に見せるのか、
主人公は岩に挟まれて身動きできない、 
どのようなアクションもできないのに

そして 金曜日の日から 彼が行方がわからないと、
気づく人はいないため
心配して捜索する、というシーンもない

予告で見た当初は
広大な 乾燥したグランドキャニオンの
大地の割れ目を見て、これは
探し出すのは無理! と思ったものだ

彼が、命がつきる最後の力を振り絞って
この窮地から抜け出す、実話と聞き

その時すでに、方法を私は想像ができて、
実際にその手段をとったのだけど

想像が着く内容だけれども、
最終的にその手段をとるまで
できる限りの脱出を試みる、
つまり生きることを諦めなかった映画だった

しかし、生きると言うことは
挫折と努力との合間を
想い出と幻覚が 繰り返し襲うため
諦めて死を待つことよりも より苦痛ではないか
とも・・思ったものだ

家族のこと、別れた彼女のこと
無事助けられる事など、など次から次絵と脳裏に横切る
(それを映像で、私達に見せつけるのだ)
持ってきたビデオに遺言とも言える
メッセージを残しながら、彼は後悔にくれる

それでも 今できることを行う
それは華奢なナイフで、岩を削るということだけど
それだけではなく
レスキュー隊としても知識と技術で
ロープを使って岩を動かす、ということも

それらは結局無駄に終わったけれど
見ている私達は
手に汗を握って
心の中で ガンバレ、
岩よ 動け!と祈らずにはいられない


そして水が残り少なくなったとき
恵の雨が!!

雲が湧き
雨の滴が小さな川になり、滝になり
そして大地の割れ目に津波のように水が押し寄せてくる
その水の力で岩が動き
助かる!!

ああ・・このような方法で彼は助かったんだ
良かった、と思ったとき
それが幻覚だった・・・

そう現実は 雨は降らず
現状は今だ厳しいままだったのだ

ロバートにも私達にも
一番良かれ、と思う方法を
このような映像で見せてくれ、ホッとさせて
改めて絶望に突き落とす

そのような究極の事態を
抜け出す、そう最後の方法
自分で自分の腕を切り落とす 

無残なシーンであるけれど
もう、これしか手段がない、と
分かっているから、
このシーンを受け入れられる

そして最後まで冷静に、落ち着いてと
言い聞かせながら・・・

ブルージョン・キャニオンから生還することができた

見ていて、これほどホッとしたのは
初めてか・・・



拍手[0回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新コメント

[05/19 コンテ]
[09/12 ポンタ]
[09/10 ポンタ]
[05/26 ポンタ]
[04/22 ウォーリー]

トラックバック

プロフィール

HN:
APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


バーコード

ブログ内検索

カウンター

お天気情報

アクセス解析

TAKARAZUKA

クリックしていただけると嬉しいです よろしくお願いします♪
Copyright ©  -- むぎめっこ☆ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi 
powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]