DVD 「仮面の男」

やっとDVDの「仮面の男」について
思うこと書いて見ます

といってももう返却していますが・・

映画を見て、いちばん感じたのは
三銃士達の王様すり替えの理由がしっかりしていること、かな
て、それがストーリーのメインじゃない？

しっかりした動機付けがある
それは4人（ダル＋三銃士）の個人的理由や
フランスの国、ひいては国民の為っていう
大義！

そうした明確な理由があって
観客は三銃士達に肩入れできるのよね

そして、入れ替わったフィリップ
彼が心優しく、また芯の強い性格で
彼なら国をゆだねても大丈夫、という
キャラクタであって、入れ替え劇が成り立つの

逃避行のあげくに　影絵遊びしちゃ、なんないのよ
フィリップを助ける三銃士達が
無銭飲食していちゃ、大丈夫？
って、先行き不安

さて、東京ではどの様に変更になるんだろう
見てみたい気もする

では、
レオナルド・ディカプリオ主演の「仮面の男」
粗筋を書いて見ました

興味ある方どうぞ

初老の域に入った三銃士を見て、フィリップとルイはいったい何才？
と思ったら
22才、って計算してくれた優しい人がいた


アトス・・息子を殺され、息子の婚約者は自殺してしまったこと
息子可愛い彼は、復讐として動機は十分納得
しかも同じ顔をしたフィリップには、いつしか自分の息子を
重ね合わせて愛情を持つ、心豊かな人


アラミス・・彼はイエズス会の指導者
ちゃんとした神父さまですやん
その彼は、影に隠れていろんな事をやってる

その1つは市民の暴動を煽っている、（らしい）
そしてその過去には
双子のフィリップを国王13世に命じられ、田舎に隠していた
尚かつルイ14世（当時14才）に命令されて、
フィリップに仮面をつけ、牢屋に入れた

・・悪の権化じゃないか！　アラミス！！
そのアラミスが　今回フィリップを救い出す側に立つ
それはルイから「暴動の指導者を見つけ出せ」と命じられて
進退極まったから？

ポルトス・・尿管結石を煩い年老いて、自分は役立たずと思い込み
自殺を図ったりする、ちょっと情けない立場
でも女好きな性格は、死んでも治らなかったみたい
あ・・死んでないか


ダルタニアン・・一人宮廷に残っている彼
理由は皇太后を愛しているから・・
映画最初から二人は､相思相愛を見せつけてくれている
友情より、愛情
これ、伏線だったのね

彼は銃士隊隊長として銃士達を指導し
職務を全うしていた
国王14世に忠誠を誓っていたから、
アラミス達の計画には乗らなかった
ルイの行いには胸をいため、諫言を呈していたのだけど
そんなダルタニアンをルイは疎ましく思っていたのだが・・


仮面の男フィリップ・・・6年間牢につながれていたのだ
14才までは田舎にすんで、素直な性格で
それなりに礼儀作法をしつけられていたらしい

そんな彼をアラミス達に救い出され
フランス国王として入れ替える
しかし・・傍若無人な国王といえ、
すり替わるには、それなりの心構えがいる
最初、渋っていた彼も国民のためなら・・と
計画に乗ってくれる

3週間後仮面舞踏会で上手くすり替わったフィリップ達
しかしダルタニアンの目をごまかすことができず
あっけなく捕まって・・

初めてルイとフィリップがご対面
激しくフィリップを嫌悪して
もう一度仮面をつけてフィリップを牢に押し込めるルイ

ダルタニアンは本物ルイ 14 世の側近だからじっと見守っていたが、
フィリップ・ルイ 14 世の見せた人間的な仕草に胸を打たれる。

ここで皇太后はダルタニアンに
「この子もあなたの子なのだから…」と・・
 実は、ルイとフィリップの双子は、
アンヌ皇太后と側近ダルタニアンとの秘めた恋の結晶だったのだ！
王室内で知られざる不倫の恋！


ルイだけを自分の子供だと思って、
いくら暴君でも護ってきたダルタニアンは、冷静に考える。
もう一人の自分の子であるフィリップを
「どうして捕らえられようか。まして、人徳はこのフィリップの方
遥かに勝るではないか。
フランス国とフランス国民のためになるのはどっちか？」

ダルタニアンはここからフィリップ側に付き、三銃士と共に、
ルイの側の親衛隊に向かって剣を振り回して戦う。
四銃士となった面々は羽の付いた大きな帽子と
当時のマステティアの衣装を着けて戦う

そして、ダルタニアンは死んしまうが
フィリップ・ルイ14世が誕生した

全て片が付き
ダルタニアンが育てた銃士隊達に
見送られて立ち去る三銃士達
これからは新しく良い世の中にかわるであろうと
信じて・・自分たちの物語は終わったというように

そして仮面の男は伝説となり
タカラヅカ歌劇で、公演されるの