むぎめっこ☆
タカラヅカへの、熱い思いを書いています
スタジオライフ 「OZ オズ」
- 2012/03/26 (Mon) |
- 演劇 |
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樹なつみ作 「OZ オズ」を
読み始めたのはいつのころからだろうか
時が同じ頃なら「ターミネーター」の映画に
ドキドキしていたとか
2つの作品はいずれも世界第3次大戦後の地球の話だけど
「ターミネーター」は、妊娠したサラ・コナーがジープに乗って走り去る
その向かう先には、黒く垂れ込めた雲が嵐を予感させる・・そう
不安を残す、終わりだったのにたいして
オズは悲しいけれど希望を残す終わりでした
このカンパニーが オズを上演していたことを
私は何年か前に知ったのですが
すでに再演をされていて、再々演は期待できそうになく
心密かに残念に思っていたのです
そして今回は7年目に上演され
今日大千秋楽を観劇でき、感激の嵐でした
その舞台の最後の挨拶で
このOZが再演されるきっかけを話してくれました
それはやはり昨年の大地震と
それによる福島原発事故にかんすること
放射能に汚染された福島の大地が
武藤が願う金色の帯の豊かな大地に戻る事を願っての
再演だったそうです
私は大好きな作品を 舞台の上で
素晴らしく美しい1019を初めサイバノイドをどのように
表現されるのか興味一杯でした
そしてこのストーリーとなる背景
大戦後の荒廃した大地や、科学都市オズ
1019がパメラ化したときの殺戮など
マンガという表現から舞台に移すとき、
どの様な手法を使うのだろうか?
そしてカンパニーの スタジオライフは
男性ばかりでまずキャスト
すでにポスターの段階でイメージガラガラ
男性キャストは まだ許せるけれども
金髪碧眼のリオンでも・・
1019はプロトタイプの男性体だし・・
しかし
「フェリシアが~」と
すでに友人がついていけていない
やはり相対的に女性が苦しい
救いは16才のフェリシアが
22才になったときやっと違和感がなくなったか
舞台背景はあっけないほどシンプルでした
音響と簡単なセットと光の効果で舞台転換しています
アクションとセリフでも十分状況が判断できます
まあ、しつこいほどに原作のマンガを読んでいる
という下地があったかもしれません
でも改めて舞台の上から聞く
武藤やネイトをはじめサイバノイドや
名もない浮浪者との会話
一つ一つが 人の口からこぼれると
真実となって胸を打つ
そしてラスト
武藤の願いは、映像を使って
印象強く私達に視覚に訴えてくれました
そう・・武藤が描く金色の麦 19の髪の色
エンディングで使われていました
もう・・涙ですよ
実際まんがでもラストは泣けたのですが
このスタジオライフ オズは感動のお芝居でした
舞台が終わった後の挨拶はアンコールで
私も思わず早々にスタンディングしてしまうほどでした
大坂(西宮)では僅か2日間2回公演しかなく
そのうちの1回を無理してでも観劇できてよかったです
もう一つ気になる事
終演後19さんやムトーさんが
グッズ販売の所に来てくれ
まじかでお顔をみれたのは・・良かったです
あまり皆さんオペラを使っていなくてね
12列・・なんだけどタカラヅカだと
オペラ必携なんですけどね・・
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