忍者ブログ

むぎめっこ☆

タカラヅカへの、熱い思いを書いています

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

.花組 復活 1

e8d4c99d.jpeg










初日を観劇して
帰宅途中、私が思ったのは
「この作品3度は通える」
ということだった

数字には別に意味はなくて・・
3度でも4度でも(時間とお金の許せれば)
複数回観劇できるな、って言う意味

あるいは3回みたら、この本を全編読み通したぐらい、
「復活」が理解できるかも、という意味にもとれるかな?

そんな初日観劇だけで感じたことなので
また考えが変わるかもしれないけど・・

以下「続きから
よかったら、どうぞ

実際、文豪トルストイの「復活」は600ページぐらい、あるみたい
(私は読んでいませんので)

1時間半のお芝居にも
当時の世情や、革命思想など織り込めてあって
そういう環境下にあって
ラントム(ネフリュードフ)公爵様のカチューシャや農民達への行動が、
私達に納得できるか、が
この作品の醍醐味だろうから

ラントム公爵の行動(爵位の返還、農奴達への土地の開放)
これら自体、私達世知辛い一般人には考えられないし
彼のお姉様の言うことに絶対賛成
こんな考えの観客をも
ラントム公爵は味方に付けて自分の行動は素晴らしい
カチューシャを愛することは人類を愛することと一緒だ~!
なんて思わせてくれるから
本当にラントムは素晴らしい
けど・・
そんな人間味豊かなラントム公爵に
私達は感動するけど、またイライラもする

このようなラントム公爵に
友人である、壮シェンボックは、真の言葉を与える

「前も後ろも分からない農民達に、土地を与えるだけでなく
教育も与えるのだ」 と。。。

それは、このお芝居の全ての言葉より、
たった一言だけど、私にはすごく印象に残ったぐらい

カチューシャへの愛も、慈悲と全人類的な愛情で
そっくりくるもうとする、大きな公爵に
その言葉は果たして届いたのだろうか?

答えは、カチューシャによって示されたのだけど
返ってこの物語が辛い、切ないな~って
気分的に落ち込んでしまった
そのような気分になっても
このお芝居は、また観劇したいと思わせてくれるし、

このお芝居は、宝塚の「復活」で
原作とはどこが違うのか、又は同じなのかわ分からないけど
この作品を見る限り
原作を読まなくてもいいや!
てな気分になってしまう

けっこうたっぷりな内容の原作を
すっごく端的に舞台化してくれた石田せんせ
本当に上手だな~・・と感じた

春琴抄の佐助や愛と青春の旅立ちのシド等
こういったある意味男女のドロドロとした
葛藤を描くのは、この先生の十八番だな~って
改めて思ったです

拍手[3回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新コメント

[05/19 コンテ]
[09/12 ポンタ]
[09/10 ポンタ]
[05/26 ポンタ]
[04/22 ウォーリー]

トラックバック

プロフィール

HN:
APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


バーコード

ブログ内検索

カウンター

お天気情報

アクセス解析

TAKARAZUKA

クリックしていただけると嬉しいです よろしくお願いします♪
Copyright ©  -- むぎめっこ☆ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi 
powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]