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むぎめっこ☆

タカラヅカへの、熱い思いを書いています

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フランス招聘版ミュージカル「ロミオとジュリエット」 2回目



 「ロミとジュリエット」
2回目を見てきました

今回はな・なんと・・驚きの6列33番センター
ただし、3列が舞台に潰されていたので、実質3列目!!

こんな嬉しい事・・
星組梅芸「ロミオとジュリエット」あの時以来と思うと
感動が溢れてしまいます


もう、近くて目の当たり
生身のキャストの息遣いまで聞こえそうでした

そして前回遠くて見る事ができなかったキャストの表情も
しっかり記憶に残しておこうと
(日本語訳は前回で見ているので、)電光掲示板には目もくれず
ひたすら舞台を見てきました


ポンコツの頭ですから、刻々と記憶が薄れていくのが悲しい
まずは思いつく事から
ベンボーリオの影が薄い、と前回感じた理由は
両家の間に割って仲裁をしていないということでした

とすれば、彼はベン&マーで二人で行動していて
後はジュリエットの死を伝えに行く、ぐらいですから

マーキューシオはロミオをかばって死んでいました
ですから何故俺たちの間に割って入ったんだ、と詰られていません


そして何より「死」は女性が表現していました
全体が「白」で何とも・・トートの女性版?

ダンサーは小柄な美しい人でした
時折死の周りに白い霧が舞っていたのですが
これって・・タルカムパウダー!!

その後には麗しい香りが残っていました


キャピレット、モンタギューのグループは
皆素晴らしいダンサーで迫力があって
グループで踊る姿には鳥肌たつ思いでした


さて二人のパパママですが
ジュリエットの
パパが・・何というか
年頃の娘なら嫌われそうな、おじさんタイプ
越リュウパパや一樹 千尋パパと比べてですが
でも、娘に対して歌う内容は
嫁ぐ娘への父親の気持ちを切々と歌っていました
でもこれって父親の感傷・・

ジュリエットママは、もっとシビアでした
嫁ぐ娘への応援歌とも取れる
(少しきわどい)内容でしたが
自分の結婚当時を重ね合わせて、政略結婚への苦しみは
娘も我慢しなさい、というような・・


ジュリエットママはティボルトと不倫はしていませんでした
これは良いことですね
そしてティボルトは、仮面舞踏会で、パリスとジュリエットのダンスを
邪魔していました
その後パリスは目的を忘れて他の女性とダンスしていたから
やはりお馬鹿さん設定ですね

大公さんが、キャピレット家の執事(?)でアルバイト
スキンヘッドをアヌビスの仮面かぶって
上手くかくしてましたよね
(確信持って言い切れないのが私)

モンタギューパパは存在してませんでした
ママ一人ですが、過保護なママという感じでは無かったですね


そして少し残念なのは
「エメ」が1回しか歌う場面が無かったこと
1幕の終わり、二人の結婚式だけですから


もったいないな~良い曲なのに
宝塚は、3回も聞かせてくれるのに


アンコールでも取り上げられてくれませんでした

罪人
世界の王
ヴェローナ

今回は最初っから、スタンディングで
ヒートアップで思いっきり楽しんできました
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さて、今回の観劇で
宝塚の人だよね?と思われるグループがいました

でも、確信が持てなくて
水曜日には観劇に来られる事は知っていましたが
今日は木曜日だし
そうしたらお隣の席の人が 星組さんですねって教えてくれました

お稽古中の星組さん?
終演後近くまで寄って見て
「真風さん?!」
きっとあの人は真風さんだよねと一人で肯いてました


それから3階席には 芸術鑑賞でミュージカルを選択したのか
学生さんが来ていました
まあ、賑やかです
ライトが消されて、「きゃ~!!
音楽が鳴り始めて「し~!!
その後すぐ静かになりましたけど
これって本当に学生さんだな~って感心したです
彼女達もこのミュージカルをみて
一杯感動を貰ったことでしょう


ウイーン版ミュージカル『エリザベート』
そしてフランス招聘版ミュージカル『ロミオとジュリエット』
この秋2作を観劇でき、本当に幸せでした

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フランス招聘版 ミュージカル「ロミオとジュリエット」



フランス招聘版「ロミオとジュリエット」


公演終了後のサービスです
大公 キャピレット夫人(髪の毛素晴らしい)
ティボルト マーキューシオ ベンボーリオ 乳母
モンタギュー夫人


この後にカップルでロミオとジュリエットが来ました
写真OK
最後は握手もOK
私は後方だったので残念ながら 写真のみ
しかも 前列の頭ばかり・・


フランスのロミジュリは
また宝塚版とはまた一風違っていましたが
基本は同じ
同じ小池さんの作品なのに宝塚と東宝が
別物、と思うのに・・


副題に「ヴェローナの子供達」とあるように
ヴェローナの両家の諍いが大きく取り上げられていました

だからスキンヘッドの大公さんが
宝塚よりも歌う曲が多かったです
町の諍いは、女性へのレイプも表現されていて
キャピレット夫人の「憎しみ~憎しみ 嘆くのは女よ」と
歌い繋がれていました

 

そして思うのはやはり舞台は
キリスト教の国であるわけで
その宗教的観念が強く表れていて、
神の怒り、神に祈るという歌詞が印象的でした


主役さん達が素晴らしいのは皆さんご承知ですので
ここは、3人について
ベンボーリオは、理性の人なんだけど
印象が薄かったです
次回観劇にチェック入れちゃいます

マーキューシオの事をベンボーリオは
「考えすぎて頭がいかれた」と表現していたのですが
町の事を考えていた結果死ぬ前に
「ロミオにジュリエットと一緒になれ」
と言い残す事ができたのかな
マーキューシオの行動と言葉が一致して無くて、
この点が不可解だったのですが
ベンボーリオが教えてくれました

それにしても
ティボルトも行動が不可解でした
「本当の俺じゃない」「ティオボルト」の歌詞にも
ジュリエットには触れていなくて
1幕は両家の対立にいきり立っているようで、
パリス伯爵がプロポーズしに来ても無関心

仮面舞踏会でも、パリス伯爵にガウガウ噛みついていなかったです
だからジュリエットへの片思いは無いのか、と思っていたら

「今日こそこの日」でジュリエットが好きと言った~!!
まったくビックリです

歌詞が変えているのは
「マブの女王」
もそうだけど・・

キャピレット家の仮面舞踏会が、
あのテクノミュージックに
なんと・・エジプト扮装
まじ、 「王家に捧ぐ詩」の
ワンシーンがフラッシュバックしたです
いえ、一瞬でしたが・・
意表をつかれました

そんな、こんなと色々
ありましたが
この公演を見て最終的に感じたのは
宝塚の「ロミオとジュリエット」が好き
改めて小池修一郎の「潤色」とやらが素晴らしいと感動!

本当に宝塚ならではの演出と、振付と、
そして日本語訳が嬉しい

 


「エメ」では
歌詞の内容が性愛というか、二人の結婚の
イメージが強くて
同じ「エメ」を日本語で歌う方がしっとりしてます

「エメ  君だけを
エメ 愛してる
例え貧しいときも
愛している

エメ あなただけを
エメ 愛してる
病に倒れようとも愛している」

聖書の一節を置き換えるなんて
もう祭壇の前の二人にふさわしいです

 

今日の座席は3階3列7番でした
完全に上手が見切れていましたが
2階席や1階後方S席が空席なのを見て・・
そうなのだよね
1階の前列でなければ、
3階がいいやと思う気持ちは皆同じなのかな

 






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ウィーン版 エリザベート

ほへと生年月日占い
(スマフォアプリ)の内容で
私の生活上の注意に

『肩こりや自立神経失調に注意
頭だけでは脳が膿みやすいので
身体を動かして頭と身体のバランスを取るように』

とのアドバイスが・・
まさしく、私の頭は膿み、湧いています
でもって、梅田の交差点でつまずき
すってーんと転んでしまう
醜態をさらしてしまいました
まさしくバランスが取れていない証拠


先日のバウ「春の雪」の痛手から立ち直れないまま
今日の観劇「エリザベート」の衝撃が大きいから

私の感性ははち切れんばかり。。
明日の仕事だけど、
集中力の欠如と打ち身で大丈夫かなぁ


今日は3階B席で観劇しました
幕が開いてびっくりした事を羅列していきます

1)オーケストラが舞台中央に、デンとのかっています
では・・演技はどこでするの?
舞台奥にセリがあって、そこから左右前に渡してПの形に
舞台を作っていました

Пの中にオーケストラがいる、と言う訳で
まるで交響曲を鑑賞する気分でしたが、

キャストとオケの人数は同じ!?って思いました
音楽監督は クン・シューツさんという方です
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2)もちろんドイツ語ですが、
左右に電光掲示板で日本語訳が出ていました
エリザベート役のマヤ・ハクフォートさんの声が・・
素晴らしい  
彼女の歌は 私が今まで出会った中でも最高だと
しかし彼女だけでなく、
このカンパニーを知って世界のレベルを垣間見た
ということです
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3)少年ルドルフが少年だった
オーストリアから、連れてきた!?
ってビックリしましたが、プログラムを見てホッとしました
日本在住のお子さんでした
本当に細かいな~


4)馬に乗った皇太后ゾフィ達
本当に乗馬してる様な 華麗なステップ


5)意外と青年ルドルフの終末が
あっさりしていた
この点、ルドルの行動は宝塚がドラマチックに
描かれていたです


6)マヤ・ハクフォートさんがエリザベート皇后で
アンドレ・バウアーさんがフランツ皇帝のお話だった

 

これは私の心情なんですが、・・
先日エリザベート展を見に行って
数々のハプスブルク家の工芸品や
家族団らんや、エリザベートの写真や絵姿を見てきて
その上での今回の観劇だったので、一層お芝居に
感情移入をドップリしてしまいました

このミュージカルは「エリザとフランツの愛の物語」
であってもう切なくて切なくて。。。涙が溢れました

この物語って、自由人のエリザベートが
苦しい宮廷にあって、それ以上に固い姑のゾフィに対抗して
葛藤しながら、精一杯生きた過程をつづっているのだけど
やはり、その伴侶はフランツで、愛し、怒り、泣くのは
フランツに向かってだと思うの

だから 「夜のボートの場面」が。。
なお一層切なくて。。悲しい物語だったんだ


マテさん演じるトートはそんなエリザベートの
くじける心に忍び寄る心の黒い影のように見えて
トートがエリザの前に現れなくなるのは
ルドルフが死んでから

その時からエリザがそういった心の活力が失われたから
だと・・
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パンフレットには
小池修一郎が観た世界の「エリザベート」
というインタビュー記事が掲載されていて

1992年の初演時からの感想を読んで
いろんな側面を持つエリザベートが上演されていて

宝塚の様にトートとエリザの物語や
ハプスブルク家の終焉がメインになっていたり
私がこの様な感想を持っても 
このミュージカルは受け止めてくれる
深さを持っているだろうと思う


もう一度観劇したい、と思っても
明日が千秋楽なので叶いません

まあ、おためしで1回だけでも観劇すれば・・
と思っていたのですが
この日に設定したことを後悔してしまいました

 

と言う訳で、フランス版「ロミオとジュリエット」は
2回観劇予定しました(^^

 

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梅芸 「エリザベート」

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今日は梅芸の『エリザベート」を観劇してきました

このチケットは息子からのプレゼントですが、
出所は会社の福利厚生
ゆえに、私の席のお隣さんはどうやら息子と似た体型をしていて
あきらかに同じ業界の人と思われました

さて、エリザベート
今回も役替わり
しかし、私が選べる事ができないため、
いっそ当日のお楽しみ、ということで
行き当たりばったりでしたが、

エリザ 瀬名じゅん
トート 山口裕一郎でした

この二人は
耳に馴染んだ歌声という意味で
安心して歌が聴ける組み合わせ

宝塚退団後初めて目にする
瀬名じゅんですが
彼女の声が、少女と大人を使い分けていて
少女時代が、すごく綺麗な透き通った声で
この前まで男役!?とは思えませんでした

後半はやはり男役瀬名じゅんだ、って思うヶ所もありましたけど
でも・・もう彼女は女優ですね

さて、東宝エリザベートは
2009年1月に
朝海ひかると武田慎治
涼風真世と山口裕一郎
で観劇しました

パンフ買っていて良かったです
遠い彼方の記憶で、
所々記憶が抜け落ちていて、
こうして出演者などが確認ができましたもの


そして、こんなにも宝塚版エリザと違うんだ、と
改めて知らされました
男女の仲が、ものすごくリアル
エリザのお父さんも家庭教師と浮気しているし
マダムヴォルフの女の子は病気に感染している設定

でもって、フランツを介してエリザまで・・移って
それで夫婦仲が破局。。。。。。

こんな生々しさに、現実が覆い被さってきて
死のトートが
エリザを愛してる、というファンタジーが薄れてしまいます


しかし、エリザベートがハプスブルク家の終焉に
重なるように懸命に生きていた
その姿が凄く印象的でした

エリザを演じる瀬名じゅん故なのかな~
過去のエリザ(雪・月・東宝版)ななかで、
一番エリザに感情移入してしまいました

どうしても、トート視点で見ていたけれど
今回はタイトルどおりの「エリザベート」でした


そうすると、何となく宝塚版 雪組のエリザが見たくなりました

 

 

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舞台 十三人の刺客



あるサイトから、たまたまチケットが手に入り
今日行ってきました

今年のスタジオライフの公演でも思ったのですが
やはり男性の力強い舞台は、またかなり魅せてくれました

1幕は悪役の松平明石城主
それを補佐する家臣鬼頭半兵衛
彼らに対して密命を受けた島田新左衛門
仲間を募って13人で国元に戻る大名行列を襲う

実行までに、いろんなエピソードがあるのだけれど
殺伐とした物語の中に
リーダーとなる島田新左衛門の人柄がほんわか
暖かみを与えてくれていました

彼に惹かれて仲間が集まって行く過程だけど
実際に明石城主に直接危害を受けた、と言う人物がいなくて
恨みや復讐で仲間になったのではない

島田新左衛門に10年捨て扶持をうけた恩とか
200両の金目的とか
根底には「侍魂」が打ち出されていて
13人の主人公を紹介していきました



2幕は実行編
・・・しんどかった
落合の宿で待ち伏せして
討ち取るのだけど
延々チャンバラが続くので、
「もういい!」という気持ちが湧いてきました

本当に長かったです

よく見れば13人と、鬼頭と城主達一人一人の
死に様が描かれて居たのかもしれないけれど


ちょっとウトウトしていたら
明石城主松平の殿様が死んでいました

そしてたった一人、島田新左衛門の甥っ子が
侍を捨てて(新左衛門の遺言で)去っていく


この様なお話でした


島田新左衛門   高橋克典
鬼頭半兵衛  坂口憲二
とかキャストの名前を見ても・・わかんな~い

お隣のお客さんは、今日が千秋楽だったようで
(挨拶まで知らなかったです)
熱心にアンコールを送っていました


公演中けが人がでたようで、
舞台の上を走り回ってチャンバラですから
無理ないか・・と思われたけど
それでも公演を続けられて、こうして千秋楽を迎えられたのは
皆様の応援のおかげ(?)というような挨拶がありました


知らない劇場に行って
いきなりの和物チャンバラのお芝居を見る
かなりエネルギーを使いましたけど、決して不愉快でもなく
面白い娯楽として楽しめました

ただ・・一番の見せ場かもしれないけど
私にはチャンバラシーンが長すぎたのが、欠点でしたね

プロローグにあれだけ時間をかけたのなら
エピローグをもう少し充実させれば良かったのにと思いました

そしてナレーターのお声がもう、素敵でした
ゆっくりと滑舌よく、端的に説明を入れてくれるのですが
ええ声でした

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・・・大坂 新歌舞伎座

  

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プロフィール

HN:
APRIRI
性別:
女性
趣味:
宝塚歌劇
自己紹介:
2007年雪組「エリザベート」から 急速に 宝塚に傾倒してしまい、 
この「むぎめっこ☆」を開設することに。
ゆえにここは 宝塚オンリー です・・が、
最近はカテゴリーが増えてきています


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